沈黙のWebライティング Webマーケッターボーンの激闘 [ 松尾茂起 ]

ブログ運営において最も重要のは記事の書き方です。記事の書き方一つで「意味が伝わる・情報がわかりやすい」という差が生まれます。

だけど、実際に自分の頭の中にある情報を、わかりやすく記事を書こうとすると非常に難しいですよね。でもこの本を参考にすれば、「記事が書けない」「SEOに好かれる記事」が全てわかってしまう。

その根拠として、私も沈黙のwebライティングの影響を受けた記事の書き方をしていますが、ユーザーから「参考になる!」と言われるまでになりました!

  • 記事作成が苦手
  • 記事の書き方がわからない
  • わかりやすい情報ってどう伝えるの?

と悩んでいるなら、この本の価値を知るのが最適でしょう!それではご紹介していきます。


本のノウハウで出来たこと


まずは下記を見てほしい。

コメント

この本で培った文章力を早速、記事に書き起こした結果・・・色々とコメントが付く様になりました。ブログで求められる記事は情報であり、その情報を伝える手段に文章力は必要不可欠。

ただ情報が羅列していればいいというわけでなく、人に響く内容・文の書き起こし方・文に載せた論理的思考などが全て表現できてこそ。

小説家の様な巧みな言い回しは不要。だけど、自分の頭に眠ったノウハウをwebユーザーに的確に伝わる文章力を身に付けないとユーザーが付かないのも事実です。もしあなたが「記事作成で何をどうすれば?」と悩んで頭を抱えてしまうなら、この一冊が大きな気づきを与えてくれますよ。


著者のプロフィール紹介


名前:松尾茂起(まつお しげおき)さん

京都のWebプランニングチーム「株式会社ウェブライダー」の代表として、様々なWebコンテンツのプロデュースや、Webマーケティング支援を行う。

また松尾シゲオキ名義では、作曲家、ピアニストとしても活動。3枚のCDをリリースするほか、「国民文化祭 京都2011」のPRイベントの楽曲をプロデュース。本質を捉えるプランニングを軸とし、様々なフィールドで活動中。好きな言葉は『マンドリル』。

と本書には書いてありましたが、ここまで多方面で活動されるのは本当に凄い。本来、ビジネスで成功した人は事業を横展開していくのが多いですが、業界を超えて結果を残すのはかなり難しい。

しかしそんな著者だからこそ、「文章とは何か」「マーケティングは何を理解する分野か」その重要性を伝える事ができると言えますね。この本から刺激を受け、より良い文章を書く人が多いからこそ是非とも参考にしたい一冊です。


沈黙のwebライティング本ってどんな内容?


沈黙のwebライティングの主な内容は、、

  • 前作のあらすじ
  • 本書の購入者専用の特設ページについて
  • 登場人物相関図
  • episode1:SEOライティングの鼓動
  • episode2:解き放たれたUSP
  • episode3:リライトと推敲の狭間に
  • episode4:愛と論理のオウンドメディア
  • episode5:秩序なき引用、失われたオマージュ
  • episode6:嵐を呼ぶインタビュー
  • episode7:今、すべてを沈黙させる・・・!!
  • epilogue:沈黙のその先に

以上の内容で構成されており、全631Pとなっています。


コメント


本書は、全631Pと数学の参考書よりも分厚い本ではあるけど、中身はLINE風の会話文による漫画形式。漫画の進行に合わせて、SEOに関するノウハウや、記事の書き方で考えるべき思考法などを的確にお伝えしています。

漫画のストーリーとしては、みやび屋(※本書のみの架空サイト)という温泉旅館を運営するも集客率が悪く、ネットからの予約者が増えないと頭を抱える姉弟――宮本サツキと宮本ムツミ。

別件で訪れてた主人公――ボーン・片桐が、『みやび屋』のサイトに、プロマーケッター視点で色々と、2人にアドバイスをしていく。まさにサイト運営・SEO集客改善・記事の書き方の全てがこの一冊に詰まったノウハウ書となっております。


実際に読んだ私の率直な感想


沈黙のwebライティングの本を読んだ私の感想は『もっと早く知りたかった!!』というのが本音です。正直、表紙を見た時に劇画風のだったので手に取るのを懸念し、2020年8月(つい最近)、手に取りました。

ですが、本書のストーリーは非常に面白く、思わずツッコミを所々入れながら・・・コミック感覚で読めてしまうことに驚きました。

しかし本当に凄いのはここから!!

エピソード毎に、1つ1つのノウハウが数ページに渡り、しっかりと網羅!!正直無駄な説明でダラダラとイラストを載せたノウハウ書よりも、スッキリと意味を読み取りながら読めるのがこの本の良い所です。

  • SEO(検索エンジン)が好む記事は何か?
  • USPとは一体何なのか?
  • バズる記事にはどんな視点が必要か?

この様に記事(コンテンツ)に関して知りたいこと全てがこの本には書かれています。なお本書は・・・沈黙シリーズ2作目ではあるけれど、前作を読んでいなくても意味がしっかりと読み取れるように工夫された構成になっています。

また2020年に読んだ私だからこそわかりますが、今現在でも十分に通用するSEOノウハウであることに間違いはありません。もしあなたが、記事の書き方やSEO対策に悩んでいるなら、一度、読んでみるといいでしょう。


沈黙のwebライティング本のメリット&デメリットはココだ


この本のメリットは、、

  1. 1つ1つのノウハウが濃い
  2. 初心者でも無理なく理解できる
  3. 専門用語がいかに不要かがわかる

一般書籍において、ここは非常に高い価値を感じました。


ですが、その一方で・・・

  1. 本が分厚く読みづらい
  2. ノウハウの具体例がもう少し欲しい
  3. 使いづらいノウハウも混ざっている

ここにデメリットを感じましたね。

というのもSNS運用のことにも触れられてますが、ノウハウが細かすぎて「どう生かせばいいのか、逆に分かりづらい」という点もあります。ですがライティング関する全体の知識としては、十分に知っておくべきことばかりなので参考になる一冊なのは間違いナシ。


沈黙のwebライティング本にしかない強み


沈黙のwebライティング本の最大の強みは、「飽きの来ない内容」です!!そもそもアフィリエイト関連の本や、ネット関係の本は基本的に小難しい内容を突っつき回した話がほとんど。

ですが、本書は違います。LINE風の会話形式によるストーリーだからこそ、読みやすいし、イメージしやすい。しかし、イメージしやすい内容としづらい内容では・・・情報の吸収率が飛躍的に変わる。

つまり、漫画形式の方が記憶に残りやすい。だからこそ、漫画の内容でイメージを掴み、「一体、これは何のことを指しているのか?」という点をノウハウで補う事で正しく理解できるわけです。

もちろん、漫画ストーリーの様に「ちょこっと文章が良くなったから」と言って、すぐに結果が付いてくるわけではありません。ただ、この本の通りに実践を繰り返せば・・・結果は必ず付いてくる。私自身、記事の質を高める事に成功しています。

さらに漫画だからこそ、何度でも気軽に気になる内容は読み返す事ができます。こういった利点もこの本ならではと言えるでしょう。


沈黙のwebライティング本は下記の様な人向け


沈黙のwebライティングは、、

  • 記事が全く書けない人
  • SEOに好かれる記事がわからない人
  • ブログやSNS集客に頭を抱えている人

上記に一つでも当てはまるあなたには最適な本と言えます。

ブログ運営は正直「記事が全て」です。記事の上で「自分の持つ情報が書けない・書いた内容が相手に伝わらない」では、ごみブログ同然です。

ですからブログ運営の悩みの原因は大抵、集客に特化した記事(SEOコンテンツ)にあるので、1日でも早く打開すべきポイントと言えますね。


私の総合評価をお伝えします


沈黙のwebライティングの総合評価は『95点』です。というのも、webライティング関するノウハウ書では間違いなくこの本に勝る書籍がないからです。

そもそもライティングとは、アフィリエイト本でもブログ運営本でも1項目として、サラッと流されてしまう内容です。ですがブログ運営者やサイト運営者には、ライティング・スキル(文章力)こそ、焦点を当てるべきノウハウです。

記事が更新されないブログは不要だし、意味が一貫して伝わらないサイトに存在価値はありません。これは厳しですが・・・今のネット社会から判断すれば、この評価からは免れません。


[本書で学べること]

  • SEOを意識したライティング手法
  • 商品を選んでもらうための文章の書き方
  • 文章を生まれ変わらせるリライトのコツ
  • わかりやすい文章を書くためのポイント
  • 「論理」と「感情」に響く文章の書き方
  • 外部リンクを獲得するための思考と手法
  • バズにつながるコンテンツ作成のコツ

webライティング裏表紙より~

もしあなたが・・・記事の書き方の重要性に気が付いたのなら、是非とも読んで頂きたい一冊と言えます。


相性の良い本


また沈黙のwebライティングと相性の良い本は、、

  • 沈黙のマーケティング
  • ミニサイトをつくって儲ける法
  • SEO顧客思考

この3冊になります。

「文章」「運営」「SEO」の3点は、絶対に切れない関係です。ですから、沈黙のwebライティングの本を読んだ後は、上記の三冊が非常におすすめになります。